定番ディープラーニングワークステーション「DeepLearning BOX II」を販売開始
DeepLearningの定番ワークステーションとして定評のある「DeepLearning BOX」の後継機として、「DeepLearning BOX II」を本日8月21日(火)より販売開始しました。
最新のSky Lake CPUと高いマージン設計のハードウェア
最新のX299チップセットマザーを採用した本モデルは、最大クロック4.2GHzで動作する18コア36スレッドのインテル Core i9-7980XEを筆頭に、「ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー3.0」や「インテル 64 アーキテクチャー」に対応したSky LakeシリーズのCPUを搭載可能な最新モデルとなります。
もちろんコアパーツであるGPUは、最大4枚フル帯域で搭載が可能で、さらに電源ユニットには4GPU搭載構成時において、変換効率90%以上となる高効率1600W TITANIUM規格PSUを採用しています。日本製の105℃電解コンデンサのみを搭載した本PSUは、超低 ESR・超低インピーダンスと抜群の耐久性を誇り、日本国内の100V-15A(1500W動作)環境下でも、全てのGPUへ余裕のある電源供給を実現します。
バージョンアップされたDeepLearning開発環境
前モデルDeepLearning BOX®で好評だったDeepLearning開発環境もさらにバージョンアップしています。ベースの開発環境として、Ubuntu-16.04.4LTSにCUDA9やPython Base:python-2.7.12をインストールし、その上に各種フレームワーク(TensorFlow、keras、caffe、Torch7、pytorch、CNTK、Theano、chainer、NVIDIA®DIGITS)などの主要コンポーネントが完全な整合性と動作確認がとれた状態で含まれています。
また、DeepLearning BOX IIからはWindows版に加えて、ユーザーから要望の多かったCentOSにも対応し、様々なディストリビューション上での研究開発が可能です。
安定した開発環境をリポジトリサイトから提供(※)
さらにDeepLarning BOX IIからは、定期的にアップデートされた開発環境をGDEPのリポジトリサイトから入手し、ユーザー自身で容易にアップデートすることが可能になりました。日々アップデートされる様々なフレームワークや関連ライブラリなどのバージョンの整合性をとり、ジェネレーションごとにモジュール化された形で提供されます。
DeepLearning BOX IIであれば、煩わしい環境設定に時間と労力を掛けることなくハードウェアにオプティマイズされた最新の開発環境や出荷時の安定した環境など、ユーザー自身で手軽にセットアップすることが可能になります。
※本サービスの提供開始は2018年秋以降の予定です。
詳細・カスタマイズはこちらから
投稿日 : 2018-08-21 10:00:00