DeepLearning BOXIII はインテル® Xeon® W プロセッサー(開発コード:Sapphire Rapids) W3400シリーズを搭載した GPUディープラーニングワークステーションです。
Xeon W3400シリーズの採用によりシングルソケットで最大 56 個のメニーコア環境を実現しています。インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 は 最大 4.8GHz の CPUクロックによって軽度にスレッド化されたアプリケーションのコアパフォーマンスを最適化し、インテル スマートキャッシュはキャッシュとメモリー間のデータ交換の高速化によるレイテンシーを低減させます。また、最大 112 レーンの PCI Express 5.0 を備え、GPUは最大で4枚まで搭載可能です。最大 224GT/ 秒の広帯域でGPU間を接続することで計算のボトルネックを大きく解消することが期待できます。
ジーデップ・アドバンスではMMLなどの複雑で大規模なAI学習でも利用できる、最新のAdaLovelaceアーキテクチャGPUであるRTX Adaシリーズを搭載したモデルをご用意。100V-15A入力の高性能電源を2基搭載したDual PSU構成でトータル2000W以上の電源供給を可能にしており、サーバールームなど特別な電源環境を備えていない居室でのハイエンドマルチGPUが利用可能なハードウェアスペックを誇ります。
Windows11 WSL2セッティング済み
Windows11をOSに採用した本システムはLinux OS仮想環境を共存させ、Linuxのネイティブアプリケーションを実行可能とするWindows Subsystem for Linux Version 2 (WSL2) を利用しています。多くのAIアプリケーションがLinux上で開発されている中、それらのAIアプリケーションとWindowsデスクトップ環境の統合が容易になります。
一般的にWSL2環境はユーザーアカウントの中に構築されるため、基本的にユーザー自身が設定を行う必要があり、複雑な操作を正しく行うことは研究者とって大きな負担となります。
そこで「DeepLearingBOXIII/Win」では、専用のセットアップスクリプトを配備し、アカウントを作成後、ユーザー自身がWSL2と AI開発環境を、わずか数クリックで構築できる仕組みをプリインストールしました。
システム仕様に最適なDeep Learning環境をWindows上で容易に構築できるこの仕組みはユーザーのAI開発環境構築の負担を大幅に削減し、ファイルシステムへのアクセスも、Windows – Linuxの双方向でほぼシームレスに扱うことが可能で、非常に大きなユーザーベネフィットを提供します。
「DeepLearingBOXIII/Win」ではユーザーがAI開発において面倒で複雑な開発環境設定を行うことなく、届いたその日から利用することが可能です。
WSL2において以下のコンテナ環境でAI開発環境が提供されます。
製品初期設定時にはインターネット接続が必要です。
*Docker DesktopはDocker社の利用条件に従ってご利用ください。