Vector Engine TYPE20B-P

単一コアあたり世界トップクラスの演算性能を誇る、ベクトルプロセッサを搭載したPCI-Expressカード型の「SX-Aurora TSUBASA」

「SX-Aurora TSUBASA」は、NECが長年スーパーコンピュータ開発で培ったLSI技術と高密度実装技術、高効率冷却技術などを結集したカード型のベクトルエンジン(VE)を多数搭載する省電力なサーバです。世界トップクラスの単一コア性能及び単一コアメモリ帯域を持ち、科学技術計算や大規模データの高速処理を得意とし、気象予報、地球環境変動解析、流体解析、ナノテクノロジーや新規素材開発などのシミュレーション、AI活用において高い実効性能を実現しており、大量のデータ解析や人口知能(AI)の開発、流通業の需要予測やセキュリティ分野など、中小規模のR&Dにおけるエッジ領域で新たなビジネス創出をサポートします。
  • PCI-Express x16
  • 標準3年保証
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仕様
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特長

●世界で唯一、NECだけが提供するベクトル型プロセッサ環境を提供
●世界トップクラスの単一コア性能/単一コアメモリ帯域を有するコア8個を内蔵し、1枚で2.45テラ
フロップスの演算性能と1.53テラバイト/秒のメモリ帯域を実現
●C/C++/Fortranで開発でき、ソースコードの書き換えなど特別な前処理は不要
●コンパイラの自動ベクトル環境に対応し、既存のライブラリやツール資産をそのまま活用可能
特長

処理スピードを飛躍的に向上します

基礎研究や製品開発のスピードアップには、高度で複雑な現象を解明するアプリケーションの高速実行が不可欠です。SX-Aurora TSUBASAは、お客様の研究開発や生産向上につながるアプリケーションの処理スピードを飛躍的に高めます。

SX-Aurora TSUBASAアーキテクチャ

SX-Aurora TSUBASAアーキテクチャは、アプリケーション演算処理を行うベクトルエンジン(VE)部と、主にOS処理を行うベクトルホスト(VH)部により構成されます。
PCIeカードに搭載されるVE部はベクトルプロセッサ、及び高速メモリから構成され、x86/LinuxノードであるVHとPCIe経由で接続されます。
アプリケーション全体をVE上で実行し、VHがOS昨日を提供する新しいベクトルアーキテクチャにより、ベクトルプロセッサの高性能を標準のx86/Linux環境上で利用いただけます。

動作確認AP

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Linux対応について

Linux対応について
[ 動作確認モデル ]

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[ ディストリビューション ]

動作確認は標準のインストーラーを使用したインストールとX-windowの起動、及びLANチップの動作確認(DHCPでのインターネット接続)までを確認しました。
ディストリビューションはRed Hat Enterprise Linux とCentOSですが、ご要望によっては、FedraやUbuntuなど、その他ディストリビューションやバージョンについてもお気軽にご相談下さい。

[ 動作確認デバイス ]

ビデオ内蔵モデルについては内蔵ビデオチップを無効化し別途ビデオカード(nVIDIA社製)を搭載して動作確認を行っているモデルもあります。
また同様にオンボードLANチップではなく別途LANカード(Realtek社製、intel社製)を搭載し動作確認を行っているモデルもございます。

※音源(サウンド)の動作については弊社では確認を行っておりません。インストーラー標準のドライバーで動作する場合もございますが、Linuxのドライバー自体が無く動作認識しないチップもございます。ご理解下さい。

[ 設定、インストール ]

インテルやPGI等の有償コンパイラやMKL等のライブラリやツール類のインストール、各種サーバー構築、設定も承っています。お気軽にご相談下さい。

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