NV-LINK対応、HBM2メモリ搭載「Quadro GP100」モデルを追加しました
NVIDIA認定 ElLITE SOLUTION PROVIDER 株式会社GDEPアドバンスは、NVDIA Pascal世代のワークステーションGPU「QuadroGP100」を 自社の深層学習用ワークステーション「DeepLearning BOX」に搭載したハイエンドモデルを発売しました。
3584基のF32用CUDAコアと1792基のFP64CUDAコアを集積し、総メモリバス帯域幅が720GB/sに達する16GB容量の積層メモリ「HBM2」(High Bandwidth Memory 2)を組み合わせたNVIDIAフラッグシップGPUカードであり、演算性能は倍精度で5TFLOPS、単精度で10TFLOPS、半精度では実に20TFLOPSの性能を実現しています。
これにより、GPUを利用したDeepLearning の学習フレームにおいて大幅な学習時間の軽減に期待できます。また、2枚のGP100を 2つの専用ブリッジによって接続を行うことで、最大80GB/sで接続するNV-LINKにも対応しており、GPU間メモリの共有などとともに学習能力をパワフルに加速します。
性能比較
GP100はこれまで、Quadro製品ではサポートされていなかった、半精度浮動小数点(INT8)に対応。これはDeepLearning の学習において飛躍的な機能追加であり、ディープラーニングのワークロードで最高のスループットを実現します。INT8命令で1秒あたり20テラ・オペレーション(TOPS)のパフォーマンスを誇り、オフィスのデスクサイドで使用可能なワークステーションでも多大なパフォーマンスを発揮することが可能です。
GDEPアドバンス DeepLearning 製品特徴
GDEPアドバンス では、日本で初めてディープラーニングGPUトレーニング・システムの「NVIDIA® DIGITS™ソフトウェア」がインストールされたオールインワンDeepLearning開発キットを発売しました。 以来、深層学習研究において、高効率で高いパフォーマンスを発揮できるようNVIDIAディープラーニングSDKをはじめ学習フレームの Caffe、TensorFlow、CNTK、chainer、Theano 等のISVフレームワークはもとより、CUDA , DIGITS、CuDNN , cuda-convnet2 などNVIDIA製ソフトウェアスタッグとの整合性と動作確認がとれたシステムを提供しています。また、主要パーツであるGPUは最大1~8基まで搭載可能でディープラーニングのトライアルから大量の学習データまで様々なお客様の要件に対応、届いたその日から安心して導入いただける深層学習(DeepLearning) 研究のスピードアッププラットフォームを提供しています。
DeepLearning 関連ソフトウェアスタッグ
NVIDIA DIGITS
NVIDIA DIGITSは、コンピュータービジョンデータの科学者やエンジニアが複雑な画像分類問題を解決するのを支援、手持ちのデータを処理するための最適なディープニューラルネットワーク(DNN)を、コードを書かずとも迅速かつインタラクティブに設計できるようにします。そのため、ディープラーニングによる最先端の結果が得られるようになります。
DeepLearningフレームワーク
NVIDIAディープラーニングSDKは、Caffe、CNTK、TensorFlow、Theano、Torchなどの広く利用されているディープラーニングフレームワークやディープラーニングアプリケーションを高速化します。
NVIDIAディープラーニングSDK
NVIDIAディープラーニングSDKは、GPUで高速化されたディープラーニングアプリケーションの設計・展開を行うための強力なツールとライブラリを提供します。これらのNVIDIA SDKでは、ディープラーニングのプリミティブ、推論、動画解析、線形代数、疎行列、マルチGPU通信のライブラリが用意されています。
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投稿日 : 2017-03-11 10:06:00